ここまで出来たら、後は磨くだけ。 青棒と呼ばれる研磨剤を使って磨きます。 この青棒は酸化クロムを油脂で固めたものなので、灯油で溶かして使うことも可能です。 左の乳鉢に入っているのがそうです。 リューターのポイントの材質や、仕上げの工程によってこれらを使い分けします。 青棒の次はピカールで艶出し。 何処のご家庭にも必ずある、このピカール。 でも何も考えずにそのまま布に付けて磨くと、かえって傷を付ける羽目になります。 ベストはセーム皮でしょうか。 このセーム皮バフとの組み合わせで、高速回転で磨くとキレイなツヤがでます。 ひと通り磨いたら洗浄。 超音波洗浄器と、専用の洗浄液で汚れ落とし。 最後に検品。 磨き残しは無いか、火ムラは無いかを確認します。 磨き残しや、火ムラが見つかれば再度、削り、磨き。 以上で完成。